画像生成AI比較:同じプロンプトで4モデルを検証
自分の用途に合う画像生成AIはどれか。比較のため、AI Image Studioで使えるモデルからGoogle、OpenAI、ByteDance、xAIを1つずつ選び、同じ4つの課題を出しました。文字入りポスター、ポートレート、商品写真、アップロードした写真の編集です。各モデルが最初に返した1枚と、かかったコスト、選ぶべきモデルを下にまとめています。結論から言うと、写真のリアルさはGPT Image 2.5 Flare、ポスターと編集の忠実さはSeedream 5 Liteが一番。Nano Banana 2は頼んでいないものを何度も付け足しました。
生成プレビュー

用途別に見る、おすすめの画像生成AI
写真系の2テストはGPT Image 2.5 Flare、ポスターと写真編集はSeedream 5 Liteが制しました。ポスターの文字は全モデルがスペルミスなし。クレジットは1枚あたりの数です。
画像内の文字:4モデルで同じポスターを作る
A vintage travel poster for a coastal town called "Port Alder". Big headline "PORT ALDER", a smaller line "Ferries daily · Since 1924", a lighthouse at sunset, flat screen-print style.
まず2行とも綴りが正しいか、次に小さいほうの行がちゃんと読めるかを見てください。
GPT Image 2.5 Flare
OpenAI · 1K2行とも綴りは正確で、フェリーも描き足されています。柔らかい陰影のせいで、シルクスクリーンというより絵画寄りに見えます。
Nano Banana 2
Google · 1K2行とも綴りは正確。ただし「Oregon's Hidden Gem」など、頼んでいない文字を3行も足しています。
Seedream 5 Lite
ByteDance · 2K2行とも綴りは正確。ベタ塗りの色面で構成され、プロンプトが求めたシルクスクリーン風にいちばん近い仕上がりです。
Grok Imagine
xAI · 標準サイズ2行とも綴りは正確で、すっきりした力強いレイアウト。フラットな形はうまく効いていますが、場面は4枚の中でいちばんシンプルです。
4モデルが描くリアルなポートレート
A candid photo of an elderly fisherman mending a net on a wooden dock, early morning light, shallow depth of field, shot on a 50mm lens.
網を繕う手、朝の低い光に照らされた肌、そして背景のボケが本物の50mmレンズらしく見えるかに注目してください。
GPT Image 2.5 Flare
OpenAI · 1K本物の写真に見えます。寄りの構図に柔らかな背景ボケ、網を扱う手も細かく自然です。
Nano Banana 2
Google · 1K細部まで描き込まれた港の広い風景。ただしほぼ全体にピントが合っていて、50mmらしい浅い被写界深度になっていません。
Seedream 5 Lite
ByteDance · 2K顔はシャープで、霧がかったピンクの朝焼けもきれい。ただ、チェックのシャツと作り込んだ光のせいで、スナップよりストックフォトっぽく見えます。
Grok Imagine
xAI · 標準サイズ逆光の雰囲気はありますが、帽子で顔が隠れ、網は藁のような絡まった塊になっています。
4モデルが作る商品写真
Studio product photo of a matte ceramic coffee mug in sage green on a light oak table, soft window light from the left, plain white background, no logos.
マグと持ち手の形、マットな釉薬、そして左からの光に合った向きに影が落ちているかを見てください。
GPT Image 2.5 Flare
OpenAI · 1Kマットな釉薬、左からの光、右に落ちる影。マグが画面いっぱいに収まり、そのまま商品ページに使えます。
Nano Banana 2
Google · 1K光も形も良好ですが、プロンプトにないコーヒーをマグに注いでいます。
Seedream 5 Lite
ByteDance · 2Kすっきり正確で、左の窓からの光による影もはっきり出ています。マグは画面の中で小さめです。
Grok Imagine
xAI · 標準サイズ釉薬がマットではなく艶ありに見え、影の向きからは光が右から当たっているように見えます。
アップロードした写真を4モデルで編集
Keep the mug exactly as it is. Place it on a wet black rock beside a small waterfall, with morning mist in the background.
全モデルがまったく同じ写真から編集しています。元画像は上のテスト3の1枚目、GPT Image 2.5 Flareのマグです。プロンプトは「マグはそのままで屋外に置く」という指示なので、滝より先に、色・形・持ち手を元画像と見比べてください。Grok Imagineは編集時に画像の縦横比を設定できず、アップロードした写真の比率のまま、つまり正方形で出力されます。
GPT Image 2.5 Flare
OpenAI · 1Kマグの形と持ち手は保ったまま、表面に水滴を加えています。
Nano Banana 2
Google · 1Kマグの比率と持ち手をよく保っています。底のあたりに水滴が少し付いています。
Seedream 5 Lite
ByteDance · 2K元画像にいちばん近い結果。形も太い持ち手もマットな質感もそのままで、何も足されていません。
Grok Imagine
xAI · 標準サイズ場面にはうまく馴染ませていますが、マグは小さくなり、持ち手も細くなりました。
この画像生成AI比較のやり方
各モデルには、カードに載せたプロンプトをそのまま貼り付け、それぞれ最も低い解像度で生成しました。GPT Image 2.5 FlareとNano Banana 2は1K、Seedream 5 Liteは2K、Grok Imagineは選べるサイズが標準の1種類のみです。テキストから画像を作る3つのテストは縦横比1:1に設定し、編集は正方形の写真から始めました。採用したのは各モデルが最初に返した1枚で、再生成も、2枚から良いほうを選ぶこともしていません。画像はすべて2026年10月6日に、AI Image Studioで動いているのと同じモデルバージョンで生成しました。1件のリクエストは画像が返る前にこちら側で失敗したため再送しましたが、画像を作り直したものはありません。1枚で分かるのはモデルのプロンプトの読み取り方なので、使うモデルを決める前に、自分のプロンプトを2つのモデルで試して見比べてください。
ほかに5つの画像生成AIと、それぞれの使いどころ
上の4テストでは、各社から1モデルずつ選んでいます。Nano Banana ProとGPT Image 2は、同じ4つのプロンプトに2つを加えて、専用の比較ページで直接対決させました。Nano Banana 2 Lite、Nano Banana、Turbo Imageはこの中でも安い部類なので、ラフ案づくりに向いています。
| Nano Banana ProGoogle比較を見る | GPT Image 2OpenAI比較を見る | Nano Banana 2 LiteGoogle使ってみる | Nano BananaGoogle使ってみる | Turbo Image使ってみる | |
|---|---|---|---|---|---|
| 向いている用途 | 自然な仕上がりのポートレート(6プロンプト比較を参照) | メニューやレシピカードなど文字の多い画像、商品を変えずに残したい編集(6プロンプト比較を参照) | 素早いラフ案やサムネイル | 気軽な編集やちょっとした試し | 文字入りのラフも含め、レイアウトを安く試す |
| 最大解像度 | 4K | 4K | 標準サイズ | 標準サイズ | 標準サイズ |
| 1枚あたりのクレジット | 1K・2Kで20、4Kで25 | 1Kで6、2Kで10、4Kで20 | 4 | 4 | テキストから画像は1、画像から画像は2 |
2つの画像生成AIを並べて比較
候補が2つに絞れたら、より多くのプロンプトで直接比べると決めやすくなります。
画像生成AI比較のよくある質問
用途によります。今回のテストでは、写真のリアルさ(ポートレートと商品写真)でGPT Image 2.5 Flareが最も優れ、Seedream 5 Liteはポスターの画風に忠実で、アップロードした写真も最も崩さずに残しました。いろいろな用途を1つのモデルでこなしたいならGPT Image 2.5 Flareから始め、被写体に手を加えずに編集したいときはSeedream 5 Liteに切り替えるのがおすすめです。
旅行ポスターの2行は4モデルとも正しく綴れていたので、短い見出し程度ならもう難しくありません。差が出たのは指示の守り方です。Nano Banana 2はプロンプトにない文字を3行足し、Seedream 5 Liteは指定どおりの言葉と画風を守りました。レシピカードのような長めの文章なら、直接対決ページでGPT Image 2とNano Banana Proの比較を見てください。
アップロードしたマグを最も元のまま残したのはSeedream 5 Liteで、何も足していません。GPT Image 2.5 FlareとNano Banana 2は形を保ちつつ水滴を加え、Grok Imagineはマグを小さく、持ち手を細くしました。ここで紹介したモデルはどれも、アップロードした写真を編集できます。複数の写真を組み合わせて編集するなら、アップロード上限を確認してください。GPT Image 2.5 Flareは最大16枚、Nano Banana 2とSeedream 5 Liteは14枚、Grok Imagineは5枚です。
はい、無料クレジットの範囲内でできます。新規アカウントには10クレジットが付与され、画像を1枚作るごとに消費します。6クレジットのGPT Image 2.5 Flareや4クレジットのGrok Imagineといった安めのモデル2つほどで、1つのプロンプトを試せます。ただし、無料クレジットですべてのモデルを使えるわけではありません。Nano Banana Proは1枚20クレジットかかり、新規アカウントの初期クレジットを超えます。無料クレジットで生成できるのは各モデルの最低解像度までで、それより上はパックかプランの有料クレジットが必要です。無料で作った画像には透かしが入り、個人利用に限られます。
モデルはそれぞれ別の開発元が学習させたものなので、同じ言葉でも光や構図、画風の選び方が変わります。だからこそ、1つのプロンプトを2つのモデルで試すのが、思い描いた絵に合うモデルを見つけるいちばんの近道です。
この比較は、AI Image Studioで使えるモデルが対象です。そのため上の結果はどれも、カードのプロンプトを使えば表示どおりの価格で再現できます。プロンプトはすべて全文を載せているので、ほかのツールに貼り付けて、ここの結果と並べて比べることもできます。
自分のプロンプトを2つのモデルで試す
1つのモデルで生成したら、別のモデルに切り替えてもう一度。どちらの結果もライブラリに残るので、並べて比べられます。

